岡谷惣助 (9代目)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 岡谷惣助 (9代目)の意味・解説 

岡谷惣助 (9代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 02:59 UTC 版)

岡谷 惣助(おかや そうすけ、嘉永4年2月7日1851年3月9日) - 昭和2年(1927年2月8日[1][2])は、日本実業家愛知銀行岡谷鋼機の設立者。第百三十四国立銀行頭取や、貴族院多額納税者議員等も務めた。

来歴・人物

尾張国名古屋出身。家業の金物業を引き継いで再建にあたるとともに、為替なども扱い、1878年第百三十四国立銀行初代頭取。1896年には愛知銀行を設立して初代頭取に就任した。

1909年(明治42年)愛知県多額納税者として補欠選挙で貴族院多額納税者議員に互選され、同年1月29日に就任し[3]、1911年(明治44年)9月28日まで1期在任[2]

1909年家業を法人化して岡谷合資、岡谷保産合名を設立[4]

親族

十代目岡谷惣助は三男[5]。娘のつるは西村治兵衛14代の長男(治兵衛15代) の妻[6]。妹のみつの夫は伊藤祐昌、娘の貞の夫は伊藤祐民(祐昌の四男)。

脚注

  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus(コトバンク)
  2. ^ a b 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』193頁。
  3. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、17頁。
  4. ^ 20世紀日本人名事典 「岡谷 惣助(9代目)」 コトバンク
  5. ^ 人事興信録 8版 人事興信録 13版
  6. ^ 西村治兵衛『人事興信録』第8版、昭和3(1928)年

参考文献

  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。


先代
(初代)
愛知銀行頭取
初代:1896年 - 1909年
次代
渡辺義郎



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岡谷惣助 (9代目)」の関連用語

1
6% |||||

岡谷惣助 (9代目)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岡谷惣助 (9代目)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岡谷惣助 (9代目) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS