山部能宜
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山部 能宜(やまべ のぶよし、Yamabe Nobuyoshi, 1960年 - )は、日本のインド哲学・仏教学者・仏教美術史学者。早稲田大学文学学術院教授。仏教における実践的な瞑想修行(座禅)に大きな関心を持ち、インドの初期瑜伽行唯識学派の思想と中国の法相宗の教理、またインド・中国・中央アジアにおける禅定修行の実態解明を研究テーマとする。禅観経典や論書などの文献資料に加えて、石窟壁画を初めとする美術資料を用いた独特の研究で知られる。現在はアーラヤ識(阿頼耶識)の起源と中央アジアの石窟壁画について集中的に取り組み、 「『梵文瑜伽書』英訳計画」[1]の計画アドバイザー(Project Advisor)を務めている。
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