山本禾太郎の『小笛事件』
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「小笛事件」の記事における「山本禾太郎の『小笛事件』」の解説
広川の無罪確定から4年後の1932年(昭和7年)7月6日から12月28日にかけて、神戸新聞と京都日日新聞の紙上において『頸の索溝』(くびのみぞ)と題した連載小説が掲載された。作者の山本禾太郎は元裁判所書記官であり、「窓」「小坂町事件」「長襦袢」など、実在事件に取材した探偵小説の作家として知られていた。事件の弁護人であった高山と親しくしていた山本は、高山から提供を受けた資料に基づいて事件の一部始終を書き、この連載は1936年(昭和11年)に『小笛事件』と改題して単行本化もされた。
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