山川隆とは? わかりやすく解説

山川隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 05:03 UTC 版)

山川 隆(やまかわ たかし、1949年 - )は、日本の実業家。元ドコモAOL社長。元NTTドコモモバイル社会研究所副所長。元日本システムウエア副社長。ニフティ株式会社の設立に参画。

経歴・人物

神奈川県出身[1]。1972年に横浜国立大学経済学部卒業後、日商岩井(現 双日)に入社。1978年から2年間日本経済研究センターで研修。1982年から1984年までの間、コロンビア大学東アジア研究所客員研究員を勤めた。その後、1984年に米国でCompuServeと巡り合い、富士通、日商岩井によるライセンス取得とニフティ(当時エヌ・アイ・エフ)の設立に繋げた[2][3]。1986年2月、エヌ・アイ・エフ(現ニフティ)設立と同時に出向。1997年からニフティ常務を務めた[4][5]。この経緯から時折「ニフティ誕生の立て役者」の一人として評される[6][7]

2001年12月よりドコモAOL株式会社代表取締役社長兼CEOに就任した[4][8]。2003年12月、NTTドコモのドコモAOL事業撤退に伴い社長を退任した[9]

その後、NTTドコモにてモバイル社会研究所の設立に加わり、NTTドコモモバイル社会研究所副所長、ケイ・オプティコムチーフ・ストラテジー・オフィサー(光ネットワーク上のサービス構築、プロダクト戦略を担当)[2]、日本システムウエア副社長、双日産業情報部IT担当顧問を経たのち、2011年ダイアゴナル株式会社を設立し代表取締役に就任した[10]

著書

  • 電縁交響主義 ネットワークコミュニティの出現(NTT出版 1997年)
  • ケータイ研究の最前線(慶應義塾大学出版会 2005年)

オーディオブック

  • ニフティ・フォーラム・クロニクル01(PAMLINK 2017年)
  • ニフティ・フォーラム・クロニクル(02)フォーラムの光と影(PAMLINK 2019年)

脚注

  1. ^ メンターの略歴一覧 (H26年/4月)”. NPO法人産業技術活用センター. 2024年5月3日閲覧。
  2. ^ a b 慶應義塾大学出版会 | ケータイ研究の最前線 | 日本記号学会. https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766412260/ 
  3. ^ 会社概要 | CWC|ケースワイズコンサルティング株式会社” (2020年3月29日). 2024年5月3日閲覧。
  4. ^ a b News:速報:ドコモAOL社長にニフティの山川隆氏が就任へ”. www.itmedia.co.jp. 2024年5月3日閲覧。
  5. ^ 講師紹介 | 夕学講演会”. 慶應丸の内シティキャンパス定例講演会. 2024年5月3日閲覧。
  6. ^ 週刊BCN+. “ドコモAOL 社長 山川 隆”. 週刊BCN+. 2024年5月3日閲覧。
  7. ^ 『ダイアゴナル社長、元ニフティ常務取締役 山川隆×ACT1』”. ACT1の公式ページ. 2024年5月3日閲覧。
  8. ^ 日経クロステック(xTECH) (2002年3月7日). “「“内向き”に価値,AOLには昔のニフティの良さがある」---ドコモAOLの山川隆社長に聞く”. 日経クロステック(xTECH). 2024年5月3日閲覧。
  9. ^ Mobile:ドコモなど、ドコモAOL株式売却を正式発表”. www.itmedia.co.jp. 2024年5月3日閲覧。
  10. ^ 【2/19:2月例会】 「誰がネットワークの支配者になるか」 – Horizon倶楽部”. 2024年5月3日閲覧。

山川隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:00 UTC 版)

サイクル野郎」の記事における「山川隆」の解説

21巻登場。元ローラースケート競技選手で、ローラースケート日本一周をしている男性。輪太郎らは彼と金沢で出会い大阪にいる陣太郎の消息を知る。

※この「山川隆」の解説は、「サイクル野郎」の解説の一部です。
「山川隆」を含む「サイクル野郎」の記事については、「サイクル野郎」の概要を参照ください。

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