屋比久翔平とは? わかりやすく解説

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屋比久翔平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/26 01:02 UTC 版)

屋比久 翔平
個人情報
フルネーム 屋比久 翔平
国籍 日本
生誕 (1995-01-04) 1995年1月4日(29歳)
沖縄県名護市
居住地 神奈川県横浜市
身長 174cm
体重 77kg
スポーツ
競技 レスリング
種目 男子グレコローマンスタイル77kg級
大学チーム 日本体育大学
クラブ ALSOK
獲得メダル
日本
男子 レスリング・グレコローマンスタイル
オリンピック
2020 東京 77kg級

屋比久 翔平(やびく しょうへい、1995年1月4日[1] - )は、沖縄県出身のレスリンググレコローマンスタイルの選手。階級は77kg級。

来歴

沖縄県名護市生まれ[2]1989年1991年全日本レスリング選手権大会の覇者で、1989年のレスリング世界選手権日本代表でもあった父・屋比久保ポーランド語版と、1986年の国民体育大会やり投の日本高校新記録(当時)を樹立した母・渡久山直美の間に生まれる[3][4]。父・保の影響を受け小学4年生からレスリングを本格的に始める[1][3]

宜野湾市立嘉数中学校[5]沖縄県立浦添工業高等学校日本体育大学を経て日本体育大学大学院修士課程修了。修了後は綜合警備保障(ALSOK)に所属する[1]。2015年、全日本レスリング選手権で初優勝[2]。さらに2017年から3年連続でレスリング世界選手権に出場した[2]2018年にはジャカルタ・アジア競技大会レスリング競技・男子グレコローマン77kg級に出場し、5位入賞[6]

2021年の東京オリンピック・アジア予選で銀メダルを獲得し、オリンピック出場権を得た[7]2020年東京オリンピックレスリング競技・男子グレコローマンスタイル77kg級では2回戦でハンガリータマシュ・レーリンツ英語版に破れたが、レーリンツが決勝に進出したため3位決定戦に進出した[1]。3位決定戦では2018年レスリングアジア選手権の覇者であるイランモハンマダリ・ゲラエイ英語版に勝利し銅メダルを獲得した。沖縄県出身の選手がオリンピックでメダルを獲得するのは1992年バルセロナオリンピック体操男子団体で銅メダルを獲得した知念孝以来29年ぶりとなった[1]

脚注

  1. ^ a b c d e レスリング屋比久が「銅」 沖縄出身で史上初の個人メダル”. 琉球新報デジタル. 2021年8月3日閲覧。
  2. ^ a b c レスリング屋比久翔平が銅メダル…かなえた親子2代の夢”. スポーツ報知 (2021年8月3日). 2021年8月3日閲覧。
  3. ^ a b オヤジのように愚直に前へ レスリング屋比久、夢背負って大舞台へ:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2021年8月2日). 2021年8月3日閲覧。
  4. ^ [http://ryukyushimpo.jp/archives/uploads/img4c4f84ad79c67.pdf “先輩から応援メ ッセージ”] (PDF). 琉球新報. (2010年7月28日). http://ryukyushimpo.jp/archives/uploads/img4c4f84ad79c67.pdf 2021年8月4日閲覧。 
  5. ^ 嘉数中日記 第618回 令和3年7月9日|宜野湾市立嘉数中学校”. kakazu-j.ginowan-okn.ed.jp. 2021年8月3日閲覧。
  6. ^ 第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ)”. JOC. 2021年8月4日閲覧。
  7. ^ 屋比久翔平(ALSOK)が銀メダル、オリンピック出場枠を獲得…東京オリンピック・アジア予選/第1日(男子グレコローマン)”. www.japan-wrestling.jp. 日本レスリング協会. 2021年8月3日閲覧。

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