尿管皮膚瘻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/20 07:57 UTC 版)
尿管皮膚瘻(にょうかんひふろう)は膀胱癌の治療に際し、回腸導管等の代用膀胱を作成する代わりに、尿管断端をそのまま腹部皮膚面に出し、ストーマとした物。一般に人工膀胱の一種として扱われる。
2本の尿管を腹部の一方のサイドの近接した皮膚面に出して1つのストーマにする場合と、腹部の両サイドに尿管を1本ずつ出して2つのストーマを造る場合がある。ストーマの管理を容易にするために、1つのストーマにする場合が多い。何れにしろ回腸導管の場合と同様、排泄した尿を一時的に蓄積するストーマパウチの貼付が必要である。
尿管皮膚瘻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 02:31 UTC 版)
単に尿管断端をそのまま腹部皮膚面に出し、ストーマとする。手術時間が少なくて済むので、手術時の患者の負担は少ないが、尿路の狭窄を防ぐため、尿路にカテーテルを留置しなければならないことがある。
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