小足駄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 22:52 UTC 版)
一般に良く知られる二枚歯の下駄とは異なり、歯の部分が溝に堅木を差し込んで作られることから「差し歯」とも呼ばれる。 そのうち、雨用に履くものを歯の高い「高歯、中歯」といい、歯の低いものは晴天時に履くことから「日和、日和下駄」などともいわれている。関西地方では千利休が常用したといわれ、「利休下駄」などともいわれる。新潟では雪や雨が多い為、歯を高くして好んで履かれていた。 下駄総踊り用の小足駄は、激しい踊りに耐えられるよう通常より手間をかけ、踊り用に検討された40もの工程を経て作られる。現在この小足駄を手仕事で作れる職人は全国に2、3人しかいない。
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