小諸馬子唄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 芸能 > 馬子唄 > 小諸馬子唄の意味・解説 

こもろ‐まごうた【小諸馬子唄】

読み方:こもろまごうた

長野県民謡で、小諸地方に伝わる馬子唄小諸節。


小諸馬子唄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 09:34 UTC 版)

「追分節の源流 小室節発祥の地」の碑(長野県小諸市)

小諸馬子唄(こもろまごうた)は長野県小諸市周辺を発祥とする民謡。小諸の古名から小室節(こむろぶし)とも呼ばれる[注 1]

碓氷峠を中心に往来する馬子衆によって詠われた馬子唄が、中山道追分宿の飯盛り女によって、三味線の伴奏や囃子詞の入った座敷唄「追分節」に発展し、北国街道北前船を経由して北日本へ伝播した。また小諸馬子唄(小室節)も江戸での流行歌となった。

小諸馬子唄と小室節は歌い方が異なる。

代表的な歌詞

小諸出て見りゃ 浅間の山に
今朝も三筋の 煙立つ

小諸出抜けて 唐松(地名)行けば
松の露やら 涙やら

田舎田舎と 都衆は言えど
しなの良いのが 小室節

さした盃 眺めてあがれ
中に鶴亀 五葉の松

祝い目出度の 若松さまよ
枝も栄える 葉も繁る

小諸通れば 馬子衆の歌に
鹿の子振袖 ついなれそ

さても見事な おおづら馬よ
馬子の小唄に 小室節

松はつらいと 皆人言えど
色が変わらで ついなれそ

脚注

注釈

  1. ^ 小室節の起源は諸説あり、長野県小諸市とする説のほか、茨城県常陸国)の小室とする説がある[1]

出典

  1. ^ 小室節とは”. コトバンク. 2022年2月19日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




小諸馬子唄と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小諸馬子唄」の関連用語

小諸馬子唄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小諸馬子唄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小諸馬子唄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS