小林朔太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 09:52 UTC 版)
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基本情報 | ||||||||||||||||||||||||
誕生日 | 2000年5月29日(24歳) | |||||||||||||||||||||||
出身地 | ![]() 神奈川県 |
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身長 | 171cm | |||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||
クラブ | 雪印メグミルクスキー部 | |||||||||||||||||||||||
最高記録 | 225.5m | |||||||||||||||||||||||
ワールドカップ | ||||||||||||||||||||||||
シーズン | 2024年 - | |||||||||||||||||||||||
優勝回数 | 0 | |||||||||||||||||||||||
他の表彰台 | 0 | |||||||||||||||||||||||
表彰台獲得数 | 0 | |||||||||||||||||||||||
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最終更新日:2025年3月7日 |
小林 朔太郎(こばやし さくたろう、2000年5月29日 - )は、群馬県吾妻郡草津町出身のノルディック複合、スキージャンプ選手である。群馬県立長野原高等学校、慶應義塾大学を経て2024年より雪印メグミルクスキー部に所属する。
経歴
神奈川県で生まれ、6歳より母の出身地の草津町で育つ[1]。スキージャンプを始めるきっかけは、母が間違って大会にエントリーしてからである[1][2]。 大学まではノルディック複合の選手として活躍し、中学3年時には全国中学校スキー大会[3]、高校3年時にはインターハイ[4]をそれぞれ制し、慶應義塾大学1、2年時にインカレを連覇している[5][6]。2018年および2019年にはジュニア世界選手権に出場、2019/20シーズンから3シーズンコンチネンタルカップを転戦し、2021年張家口大会で2位となっている。2023年にはワールドユニバーシティゲームズ・レークプラシッド大会で個人2種目およびノルディック競技混合団体で優勝し、チームスプリントで2位となっている。なおこの大会ではスペシャルジャンプ団体にも出場し、3位となっている。
スペシャルジャンプでは、2023年に雪印メグミルク杯を制し、インカレも優勝するなどの成績を収めている。同年4月の大学卒業後、群馬県スキー連盟の所属でスペシャルジャンプに転向し[1]、2023年の冬の開幕戦・名寄ピヤシリジャンプ大会を制する。
スペシャルジャンプの国際大会は、2023/24シーズンのFISカップより参戦し、9月のアインジーデルン大会の2戦目で23位に入りFISポイントを獲得。コンチネンタルカップは2024年1月の札幌大会で3試合ともポイントを獲得した。同年2月のワールドカップ札幌大会は初戦46位、2戦目は予選不通過でポイントを獲得できなかった。その後コンチネンタルカップやFISカップを転戦しシーズンを終えた。
2024年4月に雪印メグミルクに入社する[2]。2024/25シーズンは、サマーグランプリに参戦しクーシュヴェル大会で12位となりポイントを獲得する。冬はコンチネンタルカップからスタートするが、ラハティ大会5位などの成績によりジャンプ週間よりワールドカップに昇格し、インスブルック大会で29位となり初ポイントを獲得した。その後札幌大会終了時までのポイントで日本代表の4番手となり世界選手権の代表に選ばれ、個人ノーマルヒルに出場した。ワールドカップは総合40位であった。国内戦は夏に1勝した。
主な競技成績
世界選手権
- 2025年トロンハイム大会(
ノルウェー)
- 個人ノーマルヒル 失格
ジュニア世界選手権
- 2018年カンデルシュテーク大会(
スイス)
- 複合個人5km 12位
- 複合個人10km 18位
- 複合男子団体 8位(湯瀬瞬、小林朔太郎、松沢大翔、木村吉大)
- 2019年ラハティ大会(
フィンランド)
- 複合個人5km 16位
- 複合個人10km 26位
- 複合男子団体 6位(谷地宙、小林朔太郎、竹花大松、木村幸大)
ワールドユニバーシティゲームズ
ワールドカップ
- 最高順位 13位(2024/25シーズンまで)
シーズン | 順位 | ポイント |
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2023/24 | . | 0 |
2024/25 | 40. | 76 |
サマーグランプリ
- 最高順位 11位(2024シーズンまで)
シーズン | 順位 | ポイント |
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2024 | 30. | 88 |
コンチネンタルカップ
- ノルディック複合・2位1回(2021/22シーズンまで)
シーズン | 順位 | ポイント |
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2019/20 | 70. | 18 |
2020/21 | 29. | 125 |
2021/22 | 25. | 186 |
- スペシャルジャンプ・最高順位 5位(2024/25シーズンまで)
シーズン | 夏 | 冬 | 通算 | |||
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順位 | ポイント | 順位 | ポイント | 順位 | ポイント | |
2023/24 | – | – | 46. | 111 | . | |
2024/25 | – | – | 46. | 85 | 56. | 85 |
国内大会
- 2016年
- 第53回 全国中学校スキー大会ノルディック複合男子組 - 優勝
- 2019年
- 第68回 全国高等学校スキー大会ノルディック複合男子組 - 優勝
- 2020年
- 第93回 全日本学生スキー選手権大会ノルディック複合男子1部 - 優勝
- 2021年
- 第94回 全日本学生スキー選手権大会ノルディック複合男子1部 - 優勝
- 2023年
- 第64回 雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会成年組 - 優勝
- 第96回 全日本学生スキー選手権大会スペシャルジャンプ男子1部 - 優勝
- 第54回 名寄ピヤシリジャンプ大会男子組 - 優勝
- 2024年
- ミタカカップ第24回妙高サマージャンプ大会男子組 - 優勝[8]
出典
外部リンク
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