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小林昭仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/09 06:04 UTC 版)

小林 昭仁
基本情報
出身地 長野県
生年月日 1929年
没年月日 2015年8月28日(86歳没)
選手情報
ポジション 捕手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

小林 昭仁(こばやし あきひと、1929年 - 2015年8月28日)は、長野県出身の元アマチュア野球選手、指導者である。ポジションは捕手。旧姓は藤澤。

来歴・人物

松本商業高校専修大学捕手としてプレーする[1]。大学卒業後は建設会社で勤務していたが、1956年1月に先輩の中島治康の紹介により、駒澤大学の監督に就任し、1962年春季に東都一部リーグ初優勝を遂げた[1][2]1963年春季と1964年春季でも優勝し、3年連続春季リーグ優勝を達成。1964年の全日本大学野球選手権では早稲田大学を破り、初の日本一を果たした[1][2]東京オリンピックの日本学生代表チームの監督を務めた[1]1970年秋季で一部リーグ最下位の責任を取り、入れ替え戦直前に駒澤大学野球部監督を辞任した[3]

1974年から母校・専修大学の監督を務め、1978年春季に優勝を果たした[1]。同年の第7回日米大学野球選手権大会で日本代表のコーチも務めた[1][4]

専修大学監督時代に中尾孝義に捕手守備用ヘルメットを手渡し、以降、中尾はプロ野球に進んだ後も愛用、NPBに普及する端緒となった[5]

1983年から拓殖大学の監督を務めた[1]

2015年8月28日死去[1]。86歳没。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h ob会報 vol.2
  2. ^ a b 1968年 5月17日 読売新聞 朝刊 p4
  3. ^ 入れ替え戦は同校OBの太田誠が代理監督として急遽指揮を執り、二部優勝校の国士舘大学を破り一部に残留している。太田は翌1971年春季より正式に監督に就任している。
  4. ^ 第7回 オールジャパンメンバー
  5. ^ [1]

関連項目




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