寸法と名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 22:46 UTC 版)
和服を仕立てる際に最も重要な寸法は着丈と裄丈である。女性用の場合、身丈に多少の違いがあっても、おはしょり(腰の位置での折り上げ)の幅を調整することで自分の着丈に合わせることができる。男性用の場合はおはしょりを作らない対丈なので、やはり着丈(=身丈)が重要となる。 おはしょりをしてもなお身丈が余る場合、また、対丈でも、裾が傷んだ場合に裾にあたる部分の布地をずらして仕立て直すときのために、腰の部分で内揚げをする。 裄丈が足りないと、腕が中途半端に出てしまって見栄えの悪い着姿になる。
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