富士自衛隊差別事件とは? わかりやすく解説

富士自衛隊差別事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 14:13 UTC 版)

富士自衛隊差別事件(ふじじえいたいさべつじけん)は、昭和40年、静岡県陸上自衛隊富士学校で起こった部落差別事件。

被差別部落出身の妻を持つ陸上自衛官が、班長(陸佐)から「部落の女を嫁にもろうて」と部下の前で再々罵られ、そのことを知った陸尉の妻が自殺未遂を起こし、その後、夫の出世の妨げになる事を危惧して1963年離婚した。1965年に、事件はこの陸尉が姫路地方人権擁護局に訴えでたことで明るみに出た。1964年に起きた信太山自衛隊差別事件とともに、自衛隊内での部落差別が問題となった。

主要な部落差別事件一覧

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「富士自衛隊差別事件」の関連用語

富士自衛隊差別事件のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



富士自衛隊差別事件のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの富士自衛隊差別事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS