Vaintownとは？わかりやすく解説

Vaintown (ヴェインタウン) は、主にニコニコ動画などの動画投稿サイトで、VOCALOIDを使用した楽曲を投稿しているボカロP。素顔などの情報は一切公開していない。別名は寂寥の街P。

概要

YouTubeやニコニコ動画に楽曲を投稿している。初投稿は2019年4月27日に投稿された『人生設計図』。

ココナラなどのスキルマーケットサービスで、フリーランスの作曲家として楽曲提供事業をしていた^[1]。現在は楽曲制作の受注は行っておらず、自身の音楽活動に専念している。

2020年5月24日、SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスで、シングル『孤独という名の作品を。』をリリースした^[2]。現在は配信停止中。本人曰く、「あれは聞かせる用ではないです」。

好きな季節は冬^[3]。

2019年4月27日、動画投稿サイト、ニコニコ動画とYouTubeに『人生設計図』を投稿し、音楽活動を開始。

2019年10月13日、中国の動画投稿サイトbilibiliに彼の3作目となる『水域21mの病室に。』が転載された。彼はTwitterでこの件について言及し、感謝の意を述べている。

自分が音楽を始めるきっかけになった人物としてOrangestarの名をあげている^[4]。Vaintownと寂寥の街Pという英名と和名を持つ点など、影響を受けていることが分かる。

ボカロPであるn-buna(ヨルシカ)のファンで、「ブナさん」と呼ぶ。

2021年12月25日、自身のTwitterでn-bunaの楽曲である『光ってイルミネーション』をカバーし、初めて肉声を披露した。^[5]

YouTubeとニコニコ動画にVOCALOID(IA、心華)を使用した楽曲を投稿している。

厭世的な価値観をベースとした歌詞が特徴。

楽曲に物語性を持たせることが多く、ニコニコ動画に投稿した作品の概要欄には、「ストーリー〇」(〇の中には番号)という記載がある場合もある。歌詞は、彼の描く物語の主人公の目線で書かれる。

楽曲はパソコンを利用したデスクトップミュージックで作られている。ただし、キーボード、ギターの演奏は実際の楽器を用いて行なっている。バイオリンやドラムの音色は、ソフト上での打ち込みで作られている。

YouTube、ニコニコ動画に投稿された作品の一覧。括弧内はYouTubeにミュージックビデオが投稿された年月日。

人生設計図(2019年 4月27日)
何かに縋って生きている。(2019年8月14日)
水域21mの病室に。(2019年10月13日)
忘れた彼岸花(2019年11月25日)
キャットウォーカー(2020年 1月23日)
あの日、高架下での償いを。(2020年4月16日)
セブンセカンドメモリアル(2020年6月2日)
また夜に静寂は訪れるから。(2020年10月24日)
アイソレートロンリネス(2021年 7月5日)
雲の上を歩いてる(2022年 3月28日)
始発、入水列車(2022年8月30日)
命の再現度(2023年 6月1日)

シングル

	発売日	タイトル	規格
1st	2020年5月24日	孤独という名の作品を。	デジタル・ダウンロード

現在は配信が停止されている。