宮代廃寺とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 宮代廃寺の意味・解説 

宮代廃寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 14:51 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
宮代廃寺
所在地 岐阜県不破郡垂井町宮代808-1
位置 北緯35度21分28.7秒 東経136度31分58秒 / 北緯35.357972度 東経136.53278度 / 35.357972; 136.53278座標: 北緯35度21分28.7秒 東経136度31分58秒 / 北緯35.357972度 東経136.53278度 / 35.357972; 136.53278
山号 不明
宗派 不明
本尊 不明
創建年 白鳳期
開基 宮勝木実か
文化財 岐阜県指定史跡
テンプレートを表示

宮代廃寺(みやしろはいじ)は、岐阜県不破郡垂井町宮代にある白鳳期(飛鳥時代後期)の寺院跡1968年昭和43年)8月6日、岐阜県の史跡に指定されている。

南宮山の麓にあり、白鳳期に創建されたとみられる古代寺院の跡で、近隣には不破郡大領の宮勝木実を祭神とする大領神社があることから、その氏寺である可能性が指摘されている。また、『続日本紀』にある聖武天皇が行幸したと伝わる宮処寺に比定する説もあるが、宮代廃寺の北西には宮処寺跡とされる白鳳期の寺院跡が別に存在する。

1967年(昭和42年)および1972年(昭和47年)に発掘調査が行われており、寺域は150m四方あったと推定されている。また、宮代廃寺の塔心礎が藤樹寺の境内に宮代廃寺の碑と共に遺されており、12m四方の基壇を持つ三重塔が建っていたことが判明している。

参考文献

  • 船橋正『岐阜県の文化財』p. 275、1998年4月30日

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宮代廃寺」の関連用語

宮代廃寺のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宮代廃寺のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宮代廃寺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS