宇津神社 (岩国市)とは? わかりやすく解説

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宇津神社 (岩国市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 09:19 UTC 版)

宇津神社
所在地 山口県岩国市今津町6丁目6番1号
主祭神 天照皇大神
祓戸三神
創建 明治19年(1886年
例祭 11月13日
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宇津神社(うつじんじゃ)は、山口県岩国市に鎮座する神社

歴史

明治19年(1886年)、大崎下島に鎮座していた宇津神社の社家の娘越智タキ子が、神道大日本教布教のため山口県岩国市今津中ノ丁に設立した「祓戸教会」(はらえどきょうかい)を前身とする[* 1]昭和7年(1932年)、同市今津天神町に遷座[* 1]。昭和22年(1947年)の神社制度改革に伴い、神社となって現在の宇津神社と改称した[* 1]

昭和49年(1974年1月15日、とんど祭が再興された(山口県神社庁のホームページによる)。昭和56年(1981年)1月、第60回神宮式年遷宮(昭和48年(1973年))の際に出た古材を元に本殿を再建した[* 1]

祭神

主祭神は、次の通り[* 1]

山口県神社庁のホームページによると、祓戸三柱大神は八十禍津日神大直霊神神直霊神のことを指し、また主祭神に天御中主神の名もある。また、同ページによると、配祀神に龍蛇神(辰巳の神)がいる。

祭典

山口県神社庁のホームページによると、主要祭典として以下のものが挙げられている。

  • 1月15日 - とんど祭
  • 2月 - 節分祭
  • 8月1日 - 夏越すがぬけ御神幸祭(通称子供祭)
  • 11月13日 - 例祭(新嘗祭)

組織

神社の維持や発展を支援するための敬神団体として、男子の「直日会」(なおびかい)、女子の「瑞垣会」(みずがきかい)がある[* 1]

社家

佐古家の人物が代々務めている。同家は京都市官幣大社松尾大社宮司(退任後は名誉宮司)を務めた佐古一洌や、俳優で声優の佐古正人真弓父娘を輩出している。

宮司

禰宜

脚注

書籍出典

  1. ^ a b 『戦後神道界の羣像』, p. 303, 「佐古利正」.
  2. ^ 『神道人名辞典』, p. 451, 「佐古幸嬰」.
  3. ^ 『戦後神道界の羣像』, p. 519, 「佐古幸嬰」.

ウェブサイト出典

  1. ^ a b c d e f g 宇津神社”. 山口県神社庁. 山口県神社庁・神社史研究会. 2024年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月19日閲覧。

参考文献




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