学術・産業上の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 22:14 UTC 版)
粘土の定義は、陶工、土壌・農学、セラミック工学、地質学(堆積学)、鉱物学などの分野により必ずしも一致していない。地質学の分野においては、粒径(粒の大きさ)が3.9µm未満の粒子とされ、鉱物学の分野においては2µm以下の粒子とされ、土質力学の統一分類法においては粒径が5µm以下の土とされる。これより大きいものはシルトと呼ぶ。 化学的・鉱物学的には層状ケイ酸塩鉱物(フィロケイ酸塩鉱物)を主とし、方解石、苦灰石、長石類、沸石類などから成る粒子の集合体に少量の水分が含まれている。
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