娘(人間)⇒脇息
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 07:55 UTC 版)
最初に父鬼がやってきたとき、天稚彦によって娘は脇息に変えられ、そのまま肘掛けとして使用される。その様子は原文で以下のように記されている。 女をば脇息になして打ちかゝりぬ。まことに眼もあてられぬ気色なり この部分の現代語訳としては以下のように2通りの解釈ができる。 天稚彦が女を脇息にして、天稚彦自身がそれに寄り掛かった。(やってきた父鬼は)眼もあてられないような恐ろしい形相である。 天稚彦が女を脇息にして、父鬼がそれに寄り掛かった。(脇息になった女がどんな気持ちでいるかを考えると)天稚彦にはとても見ていられない光景である。
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