天外 綺堂(てんがい きどう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 18:15 UTC 版)
「鳳 (漫画)」の記事における「天外 綺堂(てんがい きどう)」の解説
天地会会長。幾多の修羅場を潜り抜け、いつしか「龍の綺堂」と呼ばれるようになった。元々は櫻木とは兄弟分で、天地会も櫻木とともに立ち上げたものであるが、後に櫻木とは袂を分かち敵対するようになった。義に生きた櫻木に対し、利に生きる男で、櫻木と袂を分かったのもこのためであった。利に生きるが故、使えぬのであればたとえそれが実の子であっても容赦なく切り捨てる非情さを持つ。反面、強いカリスマ性を持ち、戦闘力、統率力も優れているほか、ハンティングや料理の腕も抜群であるなど多芸多才な人物でもある。また、政財界と深いつながりを持つ。不知火は妾との間に生まれた実の子であるが、不知火の鳳との闘いの時まで一度も顔をあわせたことがなかった。また、その闘いで不知火は鳳に敗れたためもあってか、容赦なくその時横にいた財津雷太に殺せと命じた。一方で鳳の事はかつて最も憎みそして最も認めた櫻木以来の男、と評していた。鳳との最終決戦では、一度は鳳を討ち取ったかに見えたが、その直後に息を吹き返した鳳の一撃を受け、その後死亡した。
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