大谷たらふ
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大谷 たらふ(おおたに たらふ、本名:大谷太郎、1977年 - 、男性)は、日本の映像作家、アニメーター。東京都出身[1]。
来歴・人物
幼少時から絵が好きだったため、絵を描く仕事がしたいと思っていた。しかし、芸術職に対して周囲から反対を受け、芸術系の大学へは進学せず、理系の大学へ進学。
学生生活において、平日は実験とレ大谷太郎ポートに追われ、休みはその頃沼にハマっていた競技スキーのために雪山にこもるという生活をしつつも、絵を描くことは続けていた。
2004年、音楽家やプログラマーと共に作家集団「6nin」として活動を始めた。この活動を通して、国内外での作品上映、テレビ、PV、CM、展示用映像など、様々な映像制作に携わる。
大学を卒業後、チームでの作家活動を続けながら、軌道に乗るまでの数年は円谷プロダクションでCGチームの契約スタッフとして働いていた。「6nin」のチーム解散後、難病になったことをきっかけにフリーランスのアニメーション作家としての道を選ぶ[1]。
近年は、抽象的な表現や音を軸にした作品を主に制作しており、NHKの音楽番組「みんなのうた」、「おかあさんといっしょ」などの子供番組のアニメーションやミュージックビデオを手掛けている。
武蔵野美術大学油絵学科非常勤講師。第21回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞。
主な作品
アニメーション
- ◆は、5分間1曲枠の楽曲(ロングのうた)。
- さよならプラスティックワールド / Perfume(2022年4月・5月放送)
- クリームで会いにいけますか / ずっと真夜中でいいのに。(2025年4月・5月放送)
- じゃくじゃくあまのじゃく(2014年)
- うちゅうにムチュー(2020年)
- だいじなともだち(2024年)
- ミラーミー(2020年)
- あめあめフレー(2021年)
- シロクマ・トコナツ・クリスマス(2022年)
ミュージックビデオ
- 木村カエラ「ベーチェットがファミレド(ファミレド)」(2008年) - eyeVioミュージックビデオ トライアウト(eMVT)Vol.1応募作品
- 古内東子「透明」(2011年) - 西本浩介との共同制作
- GOING UNDER GROUND「さよなら僕のハックルベリー」(2011年) - 高橋昂也との共同制作
- 栗コーダーカルテット「足」(2011年) - 野村辰寿監督と8人のアニメーターによる共同制作
- Serph「feather(overdrive version)」(2016年)
- yuichi NAGAO「ハルモニア feat. Makoto」(2017年)
- BUMP OF CHICKEN「記念撮影」(2017年) - 林響太朗監督と多くのアニメーターによる共同制作
- Serph「sparkle」(2018年)
- amiinA「sign」(2018年)
- 原田知世「コトバドリ」(2019年)
- Serph「Citrus」(2020年)
- 須田景凪「MUG」(2020年)
- 大森元貴「メメント・モリ」(2021年) - リリックビデオ
- サンボマスター「ヒューマニティ!」(2021年)
- Serph「Banana Bread Pudding(Spring Scenery)」(2022年)
- Serph「lucy far」(2022年)
- TEMPLIME・星宮とと「Mind Replacer」(2024年)
- Mrs. GREEN APPLE「ANTENNA」(2024年)
- いきものがかりmeets「茜色の約束(TOMOO)」(2024年)
- 立川翼「梅ふわり」(2024年)
- BUMP OF CHICKEN「飴玉の唄」(2024年)
- 赤松隆一郎「海月」(2024年)
ライブスクリーン映像・ステージ演出
- ふくろうず『さよなら渡り鳥ツーマン』(2017年3月18日 - 19日)(ライブスクリーン映像)
- ふくろうず『さらば!プラネタ銀河ツアー』(2017年 イースト編 6月3日 ウエスト編 6月24日)(ライブスクリーン映像)
- Serph『Serph × NETWORKS』(2019年8月25日)(ステージ演出)
- Serph『オンラインフェス Secret Sky』(2021年4月24日)(ステージ演出)
テレビアニメ
- 2024年
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- 神之塔 -Tower of God- 工房戦(エンディング監督・エンディングアニメーション)
劇場アニメ
- 2020年
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- 映画ドラえもん のび太の新恐竜(原画、オープニングアニメーション・進化パート作画・作画)
- 2021年
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- 劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ(オープニングアニメーション・2Dパート作画)
- 2024年
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- 映画ドラえもん のび太の地球交響楽(オーケストラシーン作画)
その他
- white nightmare(2008年)
- つなぐ(2009年)
- 指のすきまちゃん(2009年)
- ミカン仕掛けの07時00分(2009年)
- ヤマハ音楽教室「チクタクポルカ」(2010年) - 教材用DVD「るるるぷっぷる」内に収録
- ちょう使いまわし(2010年)
- Truncation / 端っこ(2011年)
- NHK BSプレミアム「BS歴史館」(2011年)(アニメパート)
- strawberry and octopus(2011年)
- NHK Eテレ「東北発☆未来塾」(2012年 - 2017年)(オープニングアニメーション)
- NHK BSプレミアム「80年後のKENJI ~宮沢賢治21世紀映像童話集~」『黄色のトマト』(2013年)(アニメーション・VFX)
- NHK Eテレ「先人たちの底力 知恵泉」(2012年 - )(番組内イラスト・アニメーション)
- フジテレビ「THE LAST AWARD」『フジテレビの1日の終わりに流す1分の映像』(2013年)
- NHK Eテレ「地球イチバン」(2013年)(番組内イラストアニメ)
- NHK Eテレ「ハートネットTV」(2014年)(番組内アニメーション)
- NHK BSプレミアム「よみがえる江戸城+Q」『家光くん』(2014年)(アニメーション)
- NHK Eテレ「100分de名著」(2014年 - 2017年)(番組内アニメーション)
- NHK Eテレ「アンネのことば」(2015年)(アニメーション)
- NHK BSプレミアム「名盤ドキュメント」『太田裕美“心が風邪をひいた日” 〜名曲“木綿のハンカチーフ”誕生の秘密〜』(2017年)(番組内アニメーション)
- NHK Eテレ「シリーズ 欲望の経済史」(2018年)(番組内アニメーション)
- 白河小峰城「fukushimaさくらプロジェクト はるか2018 ~戊辰の風 花の雲~ 会津若松篇 / 白河篇」(プロジェクションマッピングアニメーション)
- NHK Eテレ「きみと食べたい」(2021年 - )(番組内アニメーション)
- POLA「B.A grandluxe ブランドムービー」(2024年) - 辻川幸一郎ディレクターと9人のアニメーション作家による共同制作
- 銀魂「ハローアゲイン!」(2024年) - 『生誕20周年記念 銀魂展 ~はたちのつどい~』で上映
- NHK Eテレ「ETV特集」『シリーズ日本人と東大 第1回 エリートの条件』(2025年)(タイトルバック映像)
絵本
その他
- こども図工教室 YAKKE 4月教室「ワクワク図工BOOK」『恐竜の化石当てクイズ』(2020年)(イラスト)
- 須田景凪「はるどなり」(2020年)(CDジャケット)
- dearCricke「ハーブティー」(2022年)(イラスト)
受賞・受章
- NHKミニミニ映像大賞
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- 第6回(2008年) - ベストテクニカル賞『white nightmare』
- Digiconホワイトサカス映像コンテスト
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- (2008年) - 優秀賞『つなぐ』
- デジタル・スタジアム
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- (2009年) - 野村辰寿セレクション/上半期・中谷セレクション『指のすきまちゃん』
- TBS DigiCon6×CITIZEN 赤坂サカス 時報コンテスト
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- (2009年) - 受賞『ミカン仕掛けの07時00分』
- 3DCG AWARDS
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- (2010年) - 優秀賞『ちょう使いまわし』
- YouTube Video Awards アニメ部門
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- (2010年) - ノミネート『ちょう使いまわし』
- TBS DigiCon6Awards
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- (2011年) - 奨励賞『Truncation / 端っこ』
- フェスト・アンチャ国際アニメーション映画祭 ミュージックビデオ部門
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- 第10回(2017年) - ノミネート『feather(overdrive version)』
- 第13回(2020年) - ノミネート『sign』
- LINOLEUM Festival
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- 第12回(2017年) - ノミネート『feather(overdrive version)』
- 第15回(2020年) - ノミネート『Citrus』
- CutOut Fest ミュージックビデオ部門
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- (2017年) - ノミネート『feather(overdrive version)』
- (2024年) - 審査員賞受賞『Mind Replacer』
- 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門
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- 第21回(2018年) - 優秀賞『ハルモニア feat. Makoto』
- アニマシロス国際アニメーション映画祭
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- 第11回(2018年) - ノミネート『sparkle』
- Northwest Animation Festival
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- (2018年) - ノミネート『feather(overdrive version)』
- ロサンゼルスアニメ映画祭
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- 第2回(2018年) - 最優秀デザイン賞2位受賞『sparkle』
- ひろしまアニメーションシーズン 日本依頼作品コンペティション
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- 第3回(2024年) - 川村真司賞『Mind Replacer』
- 新千歳空港国際アニメーション映画祭 ミュージックアニメーションコンペティション部門
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- 第11回(2024年) - 入賞『Mind Replacer』
- 吉祥寺国際アニメーション映画祭
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- 第19回(2024年) - ノミネート『Mind Replacer』
脚注
- ^ a b “アニメーション作家:進学した学校は関係ない。理系大学を卒業し、アニメーション作家の道へ”. 株式会社ユニットコム. 2025年8月4日閲覧。
外部リンク
- 大谷たらふのページへのリンク