大日経による定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 02:22 UTC 版)
『大毘盧遮那成仏神変加持経』(大日経)では、本尊という名称と概念を次のように説く。 本尊の身に亦た二種有り。所謂(いわゆる)清浄と非清浄なり。彼の浄身を証すれば一切の相を離れ、非浄・有想の身は、則ち顕・形の衆色有り。 彼の二種の尊形は、二種の事を成就す。有想の故に有相の悉地(しっち、サンスクリットsiddhi、究極の境地なり)を成就し、無想の故に随て無相の悉地を生ず。 説本尊三昧品第二十八
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