大庄屋による西原郷蔵事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 01:27 UTC 版)
「山中一揆」の記事における「大庄屋による西原郷蔵事件」の解説
享保11年(1726年)11月21日夜、大庭郡河内村(現 真庭市上河内、中河内、下河内)の大庄屋近藤忠左衛門と中庄屋三郎平衛らが、大庭郡西原村(現 真庭市西原)の郷蔵(年貢米を一時的に預ける藩の倉庫)から、収納していた自分の取り分(先納米か、御用米の返済分)を持ち出した。しかし、後のお咎めを恐れ、その夜のうちに郷蔵に積み戻す。ところが、その行動が農民に見つかり騒動となる。大庄屋らは姿を隠したものの、持ち出そうとしたのが自分の米であったことから、藩当局は家内の者の謹慎を命じた。また、帳簿を他の大庄屋に預けることで一件は落着する。
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