大寺純藏とは? わかりやすく解説

大寺純藏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 22:35 UTC 版)

大寺純藏
おおでら じゅんぞう
生年月日 1872年7月31日
没年月日 (1936-11-01) 1936年11月1日(64歳没)
前職 内閣総理大臣秘書官
所属政党 公正会
親族 兄・川村鉄太郎(貴族院議員)
義弟・樺山愛輔(貴族院議員)
姪婿・柳原義光(貴族院議員)
再従兄・西郷菊次郎(京都市長)
再従兄・西郷寅太郎(貴族院議員)

在任期間 1925年7月10日 - 1936年11月1日
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大寺 純藏(おおでら じゅんぞう、1872年7月31日明治5年6月26日[1])- 1936年昭和11年)11月1日[1][2])は、日本の政治家華族貴族院議員、男爵。旧姓・川村。

経歴

海軍卿川村純義伯爵の二男として生まれる[1]フランスベルギーに留学し[2]、経済学、財政学を学んだ[3]。1897年(明治30年)ベルギー国開催万国博覧会日本部事務長に就任[2]。以後、フランス国開催万国博覧会事務官、同審査官、西園寺公望内閣総理大臣秘書官などを務めた[2]

1921年(大正10年)に男爵大寺千代田郎が死去し[1]1923年(大正12年)純蔵が選ばれて千代田郎の家督を相続し[3]、同年3月30日、男爵を襲爵した[4]

1925年(大正14年)7月10日、貴族院男爵議員に選出され[5]公正会に所属し死去するまで在任した[2][6]。その他、日本勧業銀行理事を務めた[2][3]

親族

  • 嫡子:大寺蔵之助[1]

脚注

  1. ^ a b c d e 『平成新修旧華族家系大成 上巻』317頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』66頁。
  3. ^ a b c 『人事興信録 第8版』オ118頁。
  4. ^ 『官報』第3198号、大正12年3月31日。
  5. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、34頁。
  6. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、44頁。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会編『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。


日本の爵位
先代
大寺千代田郎
男爵
大寺(安純)家第2代
1923年 - 1936年
次代
大寺蔵之助




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