大型新人登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 02:39 UTC 版)
「1984年のF1世界選手権」の記事における「大型新人登場」の解説
この年はF1ルーキーの当たり年となった。アイルトン・セナは中堅チームのトールマンからデビュー。モナコGPでは大雨の中でファステストラップを記録しながら首位のプロストを猛追した。最大で30秒以上あった差は、赤旗中止となったレース最終周では7秒差にまで縮まっていた。 BMWの秘蔵っ子ゲルハルト・ベルガーはBMWエンジンを搭載するATSからデビュー。のちにセナのライバル・盟友として時代を歩むことになる。 イギリスF3でセナと競い合ったマーティン・ブランドルはステファン・ベロフと共にティレルからデビュー。非力なノンターボ車ながらモナコGPでベロフが3位、アメリカ東GPでブランドルが2位となる健闘をみせた。しかし、後述の「水タンク事件」によりこれらの結果は抹消された。
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