外力のかかり方による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:37 UTC 版)
せん断骨折 骨の長軸に対して垂直方向に滑らせるような力が働いた(せん断)ことにより生じた骨折を指す。この場合、横骨折が生じやすい。 圧迫骨折 骨が過度に圧迫されたことにより生じた骨折を指す。 捻転骨折 骨に対してねじるような力が働いたことにより生じた骨折を指す。この場合、螺旋骨折が生じやすい。 屈曲骨折 骨に対して折り曲げるような力が働いたことにより生じた骨折を指す。この場合、複合骨折が生じやすい。 裂離骨折 骨に対して外力が直接働かず、筋・腱・靭帯などの牽引力によって、その付着部の骨が引き裂かれて生じた骨折を指す。ひどい場合は手術が必要である。 剥離骨折 骨同士の衝突や摩擦等により生じた骨折を指す。裂離骨折と類似したものもあり同意として捉えられている時もある。
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