変則タッグマッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 07:04 UTC 版)
レスラーの力量に差がある場合などにハンディキャップ・マッチとして、1人対2人や1人対3人などの試合形式が取られる場合がある。これを変則タッグマッチといい、俗にハンディキャップ・マッチなどとも呼ばれる。 アンドレ・ザ・ジャイアント、ヘイスタック・カルホーンといった昭和期の超巨漢レスラーの試合では定番の方式であった。 また、アントニオ猪木は1980年代前半の国際軍団との抗争において、ラッシャー木村、アニマル浜口、寺西勇を相手に1対3の変則タッグマッチを行なった。浜口・寺西の乱入に腹を立てた猪木が「こうなったら3人まとめてかかってこい!」と言ったのが実現した形だが、あまりにも国際軍団にとって屈辱的と批判も出た。なお、この試合ではカットプレーは厳重に禁止された。 さらに当初通常のタッグマッチで予定されていた出場選手の誰かが欠場となったものの、代替補充しなかったため、結果的に変則タッグマッチとなる場合もある。
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