基字の判定のしかた
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 01:16 UTC 版)
音節が複数の字からなる場合、正しくよむためにはまずどれが基字であるかを判断しなければならない。母音記号や上接字・下接字がついている字があれば、それが基字であるとすぐにわかるが、そうでない場合は次のようにして行われる。 文字数が2文字以内なら最初の文字が基字である。これは正書法上の規則で、2番目が母音記号や上接字・下接字のない基字で、その文字で終わる場合は後ろに འ をつけるという規則があるためである。 文字数が4文字ならば、2番目の文字が基字である。 文字数が3文字のときは判定が困難である。たとえば、དགས༌ が「dgas」なのか「dags」なのか、綴りから判断することができない。
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