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坂本正治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 05:47 UTC 版)

さかもと まさはる

坂本 正治
国籍 日本
職業 イメージ・シンセサイザー作家、環境デザイナー
代表作 イメージシンセサイザー
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坂本 正治(さかもと まさはる、1938年 - 2011年)は、東京都出身のイメージ・シンセサイザー作家[1][2]、環境デザイナー。

光と色彩の音楽「ルルー」や大阪万博の三井グループ館[注釈 1]で「時間分割テレビ」などを発表した映像アーティスト[3]

来歴

1954年、麻布中学校進学、文化人類学者山口昌男に学ぶ。1960年、「宇宙獣医[注釈 2]」を目指して、東京農工大学獣医学部入学。

1963年、空間造型機「ルルー」制作。

1966年、「空間から環境へ」展に「射影空間」を発表。

1969年、14台のVTRと7台のブラウン管を使った「時分割テレビ」制作。4月、有限会社ジェムコ(空間演出機器の開発設計)代表取締役。「国際サイテック・アート展-エレクトロマジカ '69」展(4月26日−5月25日、銀座・ソニービル、主催:JEAA・ソニー(株)・ニコラ・シェフェール、山口勝弘高橋士郎、CTG ら出品。

1970年、大阪万博、三井グループ館に「難波鏡」など、光像(キネティック・アート)で参加。

1972年、映像演奏機「レオナルドVI号」制作。ニューヨーク滞在。ニューヨーク帰国後、千葉の山中で、野鼠のデービスと生活。

1980年代「BRUTUS」「NAVI」「猫の手帖」などに寄稿。子供科学館プロデューサー、館長を務める。

1990年代「ワン・トゥ・ワン・マーケティング研究会」を結成、ダイヤモンド社で5年間マーケティングをレポート。

2011年オートバイ運転中に脳梗塞で死亡。「救急車を呼ばないでくれ、霊柩車を呼んでくれ」と書いた紙を持っていた。

著書

脚注

注釈

  1. ^ 万博で小谷正一と出会ったとされる
  2. ^ 宇宙獣医を目指したのは、ソビエトライカ犬を宇宙に飛ばしたのを見て「これからは宇宙に動物が行くので医者が必要だ!」と興奮したため

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