坂上正野

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坂上正野

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/04/19 09:41 UTC 版)

坂上 正野（さかのうえ の まさの、生没年不詳）は、平安時代前期の貴族。大納言・坂上田村麻呂の五男。子に実雄・貞雄がいる。官位は従四位下・治部大輔。

天長5年（828年）正六位上から従五位下に昇叙。その後、承和11年（844年）に従五位上に叙せられたのち、承和14年（847年）宮内大輔、翌承和15年（848年）治部大輔、嘉祥3年（850年）右馬頭と京官、及び仁寿2年（852年）相模守、仁寿3年（853年）越後権守と地方官を歴任した。

斉衡元年（854年）に正五位下、貞観2年には（860年）従四位下に至る。貞観5年（863年）同じく漢系渡来人の秦（秦忌寸）比津麻呂が民（民伊美吉）姓への復姓を行う際、上表を行っている。

系譜

• 父：坂上田村麻呂
• 母：不詳
• 妻：不詳（生母不明の子女）
  • 男子：坂上実雄
  • 男子：坂上貞雄

関連項目

• 坂上氏