地理の概況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 09:37 UTC 版)
陸奥湾(青森県)の中央付近に飛び出た半島部を夏泊半島と呼ぶ。陸奥湾は、夏泊半島を境にして、東の野辺地湾と西の青森湾に区分される。 半島の全域は平内町(東津軽郡)に属しており、おおむね小湊川支流の盛田川と高森山を半島の南限とする。半島の中央部は夏泊山地となっている。半島の北端の突端部は夏泊崎と呼ばれ、その沖には大島がある。 海岸部は西側と東側で様相が異なっていて、「西浜」と呼ばれる西海岸では夏泊山地がそのまま海へと落ち込む断崖絶壁の地勢となっている。この西海岸部には、油目崎や茂浦半島など、海上に突き出た険しい岬状地形がいくつかあり、双子島、茂浦島などの岩礁・小島が散在する。「東浜」と呼ばれる東海岸も平地に乏しいが、海岸段丘や人工的に造られた砂浜がある。南東部の小湊川・盛田川流域には台地状の地形が広がっており、夏泊台地と称する。
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