地域個体差の報告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 20:27 UTC 版)
Sasaki (1929)が日本各地から蒐集した32標本のうち最大の個体は外套長82 mm、貝殻長 145 mmであった。彼によると日本の標本では、地中海の個体を調べたJatta (1896)の記述と次の点で異なる。 歯舌の外側の側歯はJattaの記述ほどは長くならず、内側の側歯や中歯より僅かに長いか、短いことさえある。 中歯は両側に、1または2の幽かな歯尖がみられるが、これはJattaのイラストにはない。 漏斗器はより分厚く、腹側漏斗器は地中海の型で見られるものより少し長い。
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