地名および人名のかな書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 09:28 UTC 版)
「カナモジカイ」の記事における「地名および人名のかな書き」の解説
判事であった三宅正太郎は、1929年、名古屋控訴院につとめているときに、判決書を口語で書くことにし、また、判決書のなかの地名をカタカナで(たとえば「アイチ県ナゴヤ市」のように)書くことにした。そうしたところ、ある刑事事件の被告人が、判決書の「ナゴヤ控訴院」という表示は当時の刑事訴訟法第71条にいう「官署又ハ公署ヲ表示」したものにはあたらないので、判決は無効であると主張し、大審院に上告した。大審院は1929年11月18日に判決は有効であるとした(昭和4年(れ)第1112号事件)。
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