地の果てを行くとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 地の果てを行くの意味・解説 

地の果てを行く

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 10:09 UTC 版)

地の果てを行く
La Bandera
監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ
脚本 シャルル・スパーク
ジュリアン・デュヴィヴィエ
原作 ピエール・マッコルラン
製作 アンドレ・ガルグール
出演者 ジャン・ギャバン
アナベラ
音楽 ジャン・ウィエネル
ローラン・マニュエル
撮影 マルク・フォサール
ジュール・クルーガー
編集 マルト・ポンサン
製作会社 ソシエテ・ヌーヴェル・ド・シネマトグラフィー(SNC)
配給 グレイ・フィルム
東和商事
公開 1935年9月20日
1936年9月11日
上映時間 96分
製作国 フランス
言語 フランス語
アラビア語
テンプレートを表示

地の果てを行く』(ちのはてをいく、原題:La Bandera)は、1935年に製作・公開されたフランスの映画である。ピエール・マッコルランの小説を基にジュリアン・デュヴィヴィエが監督、ジャン・ギャバンが主演した。映画化に応っては、原作小説の映画化権をジャン・ギャバンが購入した。撮影ロケは当時のスペインモロッコで行われて、スペイン外人部隊の協力を得て撮影された。

あらすじ

深夜のパリモンマルトルの路地裏で殺人を犯したピエール(ジャン・ギャバン)は警察の目を逃れてスペインのバルセロナへ出国したが、ある酒場で有り金すべてとパスポートを盗まれてしまう。困り果てたピエールはスペイン領モロッコへ渡り、スペイン外人部隊に入隊する。身を灼くような荒んだ生活の中で同国人のマルセル(レイモン・エーモス)とフェルナンド(ロベール・ル・ヴィーガン)と知り合うが、フェルナンドとは反りが合わない。それなのにフェルナンドはピエールといつも同じ部隊に転属してくるのだった。そうしたことからフェルナンドを警察の手先ではないかと疑ったピエールは、砂漠の奥地へ転任する。砂漠の町でピエールは、モロッコの現地娘・アイシャ(アナベラ)と恋に落ちて結婚する。幸せで落ち着いた日々も束の間、フェルナンドのいる部隊がまたやって来たのであった。フェルナンドもアイシャを恋するようになり、アイシャに近づいてピエールの過去を聞きだそうとする。実は、フェルナンドは懸賞金を目当てにしていた。

出演者

  • ピエール・ジリース - 殺人犯:ジャン・ギャバン 
  • アイシャ・ラ・スラウィ - モロッコの現地スラウィ族の娘:アナベラ 
  • フェルナンド・リュカ - 外人部隊にいるフランス人:ロベール・ル・ヴィーガン
  • マルセル・ミュロ - 外人部隊にいるフランス人:レイモンド・エーモス
  • ウェラー隊長:ピエール・ルノアール
  • 軍団兵ミュラー:ガストン・モド
  • ブレッドボード:マーゴ・ライオン
  • セゴビア人:シャルル・グランヴァル
  • ロジータ:レーヌ・ポーレット
  • バルセロナの娘:ヴィヴィアーヌ・ロマンス
  • 軍曹:ヘスス・カストロ=ブランコ
  • タトゥーを入れた人:ロバート・オザンヌ
  • シメオン:モーリス・ラグレネ
  • ゴリエ:ルイ・フロレンシー
  • 軍団兵ウェーバー:リトル・ジャッキー

スタッフ

  • 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
  • 製作:アンドレ・ガルグール
  • 原作:ピエール・マッコルラン
  • 脚本:シャルル・スパーク、ジュリアン・デュヴィヴィエ
  • 音楽:ジャン・ウィエネル、ローラン・マニュエル
  • 撮影:マルク・フォサール、ジュール・クルーガー
  • 編集:マルト・ポンサン
  • 美術:ジャック・クロース

脚注

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「地の果てを行く」の関連用語

地の果てを行くのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



地の果てを行くのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの地の果てを行く (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS