圏の大きさ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 21:21 UTC 版)
圏 C が小さい (small) とは、対象の類 ob(C) および射の類 hom(C) がともに集合となる(つまり真の類でない)ときに言い、さもなくば大きい (large) と言う。射の類が集合とならずとも、任意の二対象 a, b ∈ ob(C) をとるごとに、射の類 hom(a, b) が集合となるならば(hom(a, b) を射集合、ホム集合などと呼び)、その圏は局所的に小さい (locally small) と言う。集合の圏など数学における重要な圏の多くは、小さくないとしても、少なくとも局所的に小さい。
※この「圏の大きさ」の解説は、「圏 (数学)」の解説の一部です。
「圏の大きさ」を含む「圏 (数学)」の記事については、「圏 (数学)」の概要を参照ください。
- 圏の大きさのページへのリンク