国際秘密警察 鍵の鍵 (シリーズ第4作)とは? わかりやすく解説

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国際秘密警察 鍵の鍵 (シリーズ第4作)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 06:15 UTC 版)

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国際秘密警察 鍵の鍵
監督 谷口千吉
脚本 安藤日出男
製作 田中友幸森田信
出演者 三橋達也
若林映子
浜美枝
中丸忠雄
黒部進
堺左千夫
天本英世
中村哲
北あけみ
音楽 別宮貞雄
撮影 山田一夫
製作会社 東宝
公開 1965年10月23日
上映時間 93分
製作国 日本
言語 日本語
前作 国際秘密警察 火薬の樽
次作 国際秘密警察 絶体絶命
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国際秘密警察 鍵の鍵 (国際秘密警察のキーキー)は、谷口千吉監督の1965年日本コメディスパイ映画ジェームズ・ボンド風のスパイ映画のパロディー、「国際秘密警察シリーズ」の第4作。

What's Up, Tiger Lily?』(『どうしたんだいタイガーリリー?』)は、1966年のアメリカ映画。

東宝の『国際秘密警察シリーズ』3作目『火薬の樽』と4作目『鍵の鍵』を、アメリカの映画監督ウディ・アレンが台詞を全て差し替え、さらに撮り下ろしの場面を加えて、換骨奪胎したギャグ映画として1本に再編集したものである。

三橋達也は「フィル・モスコウィッツ」、若林映子は「スキ・ヤキ」、浜美枝は「テリ・ヤキ」、中丸忠雄は「シェファード・ウォン」、黒部進は「ウィン・ファット」という名に変えられている。

ステレオタイプなアジア人風俗を笑いどころとし、当時の『007シリーズ』に代表されるスパイ映画の周到なパロディとなっている。 内容もフィル演じる国際スパイが、某国で盗まれた「世界最高のエッグサラダの調理法」を取り戻すという滅茶苦茶なものであるが、パロディとはいえ、ウディ・アレンの実質的な最初の監督作品であり、現在でもアメリカの映画評論家等の間では評価が高い。しかしウディ自身はこの作品に触れることを極端に避けていると言われる。

ウディはまた翌年には本国で『007』のパロディ映画『007 カジノロワイヤル』に出演している。

海外ではDVDも発売されているが、日本では製作元である東宝との権利関係の問題などもあり、日の目を見ていない。

ストーリー

トンワン国に潜入していた北見は、同国の情報長官・スリタイから、ミーチン・白蘭と共にトンワンの反政府ゲリラ「闇」を率いるゲゲンから、彼らが隠し持つ大量の資金を奪ってほしいと依頼された。横浜の洋上に船を浮かべ、そこで違法賭博や売春で資金を稼ぐゲゲン一味を追って日本にやってきた3人は、ゲゲンに横浜の縄張りを荒らされて頭に血がのぼっていたギャング・蔡と共闘してゲゲンの資金を奪うべく、変装して彼らの船に乗込む。しかし、船の中の金庫には現金はなく、暗号らしき文の書かれた紙が一枚入っているだけだった。

キャスト

スタッフ

脚注

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