固体ヘリウムとは? わかりやすく解説

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固体ヘリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/07 02:06 UTC 版)

固体ヘリウム(こたいヘリウム)とは、固体となったヘリウムのことである。ヘリウムは常圧では絶対零度でも固体にはならず、液体のままである。ヘリウムを固体にするには、ヘリウム3の場合は34気圧以上、ヘリウム4の場合は25気圧以上の圧力が必要である[1]。固体ヘリウムは超流動状態となったヘリウムを加圧して製造する。2013年、東京工業大学は微小重力下で固体ヘリウムを製造し、超音波を用いて粉砕することで直径10mmの結晶にすることに成功した[2]

脚注

  1. ^ ヘリウム ~凍らない液体と動き回る原子の固体~”. 大阪市立大学. 2022年9月4日閲覧。
  2. ^ デイビー日高 (2013年1月11日). “東工大、微小重力下で固体ヘリウムの本来の姿を撮影することに成功”. TECH+. 2022年9月4日閲覧。



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