図1のアニメーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 01:44 UTC 版)
ξ 0 = 0.0 {\displaystyle \xi _{0}=0.0} では 1 ≦ n {\displaystyle 1\leqq n} の n {\displaystyle n} に対して C n = 0 {\displaystyle C_{n}=0} になる。すなわち波動関数が ψ ( x , t ) = C 0 ϕ 0 ( x ) exp ( − i ω 2 t ) {\displaystyle \psi (x,t)=C_{0}\phi _{0}(x)\exp \left(-{\frac {i\omega }{2}}t\right)} となる。波動関数は定常波のように振動する。この振動が零点振動である。存在確率密度が時間変化しない定常状態となる。エネルギー固有値は零点エネルギー E n = 1 2 ℏ ω {\displaystyle E_{n}={\frac {1}{2}}\hbar \omega } であり、エネルギー状態は基底状態である。基底状態はエネルギーが0の状態ではないので波動関数は運動する。
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