四十歳の定論確立とは? わかりやすく解説

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四十歳の定論確立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 06:02 UTC 版)

朱熹」の記事における「四十歳の定論確立」の解説

しかし、乾道5年1169年)春、友人の蔡元定議論をしている時、自身誤った解釈をしてきたことに気が付き大きく考え改めた従来朱熹は察識端倪説を信じ、「心を已発」「性を未発」と考え、心の発動仕方が正か邪かを省察する、という修養方法とらわれていた。しかし、ここに至って朱熹は、心は未発・已発の二つ局面持っており、心の中に情や思慮芽生えない状態が「未発」、事物接触し情や思慮動いた状態が「已発」であると認識改めた。 これにより、未発の状態でも心を平衡に保つための修養が必要であることになり、朱熹はかつて李侗教わった「静」の哲学これに当たると気が付いた朱熹は、李侗の「静」の哲学根底据えた上で、已発の場での修養として張栻の「動」の哲学修正しながら組み合わせた後世これをもって朱熹思想の「定論」が成立したとされる。これを承けて、張栻の側も認識改め朱熹の説に接近した

※この「四十歳の定論確立」の解説は、「朱熹」の解説の一部です。
「四十歳の定論確立」を含む「朱熹」の記事については、「朱熹」の概要を参照ください。

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