同行二人

実用日本語表現辞典

同行二人

読み方：どうぎょうににん

お遍路などの巡礼、霊場巡りにおいて、常に自分には弘法大師がついていてくれる、弘法大師が共にいてくれるという意味で書きつける語。

（2011年10月3日更新）

デジタル大辞泉

どうぎょう‐ににん〔ドウギヤウ‐〕【同行二人】

読み方：どうぎょうににん

西国巡礼者などがいつも弘法大師と一緒に巡礼しているという意で笠に書きつける語。→西国巡礼

[補説] この語の場合、「同行」を「どうこう」、「二人」を「ふたり」とは読まない。

短編小説作品名辞典

同行二人

作者津村節子

収載図書幸福の条件
出版社新潮社
刊行年月1998.7

収載図書津村節子自選作品集 6
出版社岩波書店
刊行年月2005.6

同行二人

作者久世光彦

収載図書桃
出版社新潮社
刊行年月2000.2

収載図書桃
出版社中央公論新社
刊行年月2005.3
シリーズ名中公文庫

同行二人

作者野坂昭如

収載図書野坂昭如コレクション 2 骨餓身峠死人葛
出版社国書刊行会
刊行年月2000.11

収載図書骨餓身峠死人葛―野坂昭如ルネサンス 6
出版社岩波書店
刊行年月2008.1
シリーズ名岩波現代文庫

同行二人

作者麻井紅仁子

収載図書幻の琴師 新装版
出版社梅里書房
刊行年月2002.1

同行二人

作者川上弘美

収載図書ざらざら
出版社マガジンハウス
刊行年月2006.7

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

同行二人

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 12:27 UTC 版)

名詞

同行 二人（どうぎょうににん）

1. 四国八十八ヶ所を巡（めぐ）る遍路の笠（かさ）に書かれる。同行は信仰を同じくするの意。二人とは本人と弘法大師の二人を意味し、常に弘法大師と共にあるの意。