同時多発テロ事件以降の象徴性
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「マイアミ2017」の記事における「同時多発テロ事件以降の象徴性」の解説
この曲ではニューヨークを襲う破局の一つとして、そのシンボルである高層ビルの破壊が「エンパイア・ステート・ビルディングが倒れるのを見た」と歌われる。そして歌い手は「巨大な摩天楼が崩れ落ちるのを見た」と回想する。2001年9月11日の同時多発テロ事件の際、テロリストにハイジャックされた2機の旅客機がニューヨークで最も高かった世界貿易センタービルの2棟にそれぞれ体当たりし、いずれのビルも崩壊して3000人近くが犠牲になった。 事件からほどなくして開かれた2001年10月20日のチャリティ・コンサートで、ジョエルはこの曲を演奏した。そして曲の最後に「私は25年前にこの曲を作った。この曲はこのまま空想の歌になっていくのだろうと思っていた。まさか現実のことになろうとは。しかしこの曲の結末とは違い、我々はどこにも逃げたりしない!」と表明し、大喝采を浴びた。
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