吉田國雄とは? わかりやすく解説

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吉田國雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 14:13 UTC 版)

吉田 國雄(よしだ くにお)は、日本の電気電子工学者。元東京工業大学および大阪工業大学教授。工学博士(大阪大学)。大阪大学レーザー核融合研究センター(現:大阪大学レーザー科学研究所)元研究員。

専門は、光工学光量子科学・薄膜光学レーザー工学(特に高出力レーザーシステム/レーザー核融合プラズマ)・光エレクトロニクス超精密加工[1]

経歴

1973年大阪大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。のちに、工学博士(大阪大学)[2]名古屋大学プラズマ研究所出向研究員(大出力レーザ機の激光I号機開発担当)などを経て、大阪大学レーザー核融合研究センター(現:大阪大学レーザー科学研究所)にて、高出力レーザーシステム/レーザ核融合プラズマ・薄膜光学・超精密加工の研究開発に従事(レーザ核融合研究の第一人者である大阪大学レーザー核融合研究センター創設者・名誉教授の山中千代衛に師事)。同大学助教授などを経て、1992年大阪工業大学工学部電子工学科助教授。1995年同学科教授。2002年同学部電子情報通信工学科(現:電子情報システム工学科)教授。特に、大阪工業大学電子工学科と大阪大学レーザー科学研究所との研究連携に貢献した。

2006年東京工業大学イノベーション研究推進体教授。2010年同特任教授。東京工業大学と三菱商事の連携組織「EntropiaレーザーInitiative」(太陽光励起レーザーを基軸とした新クリーンエネルギーシステムの推進拠点)メンバーも務めた。 東京工業大学退官後は、大阪大学レーザー科学研究所特任研究員も務めた。

主な所属学会は、レーザー学会プラズマ・核融合学会電気学会日本物理学会応用物理学会。主な受賞は、市村学術賞貢献賞(1982)[3]日本ファインセラミックス協会技術振興賞(2002) [4]

主な著書は、超精密生産技術体系(共著、フジ・テクノサービス1994、学術書)、超精密平面と面粗さ(共著、産業技術サービスセンター1993、学術書)、光学薄膜(共訳、日刊工業新聞社1989、学術書)[5]

主な研究

脚注




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