史館修撰とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 史館修撰の意味・解説 

史館

(史館修撰 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/27 00:30 UTC 版)

史館(しかん)とは、中国北宋時代に宮中に置かれ、史料・図書を所蔵・管理した施設。昭文館・集賢館とともに「三館」とも称された。

概要

監修国史を兼ねる宰相を責任者とし、その下に史館修撰・同史館修撰・直史館などが置かれた。とは言え、国史実録を編纂する時以外は常設の官職ではなく、もっぱら名誉職的な意味合いが強かった。更に実際の編纂時にも国史院や実録院のような臨時の機関が置かれていた。そのため、南宋に入ると、国史院の方が常設とされ、史館は置かれなくなった。

参考文献

  • 宮崎市定「史館」(『アジア歴史事典 4』(平凡社、1984年)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「史館修撰」の関連用語

史館修撰のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



史館修撰のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの史館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS