古道芋ヶ峠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/05 17:51 UTC 版)
明日香村側 現在の県道は、明日香村栢森から飛鳥川沿いを通っているが、古道は飛鳥川に入らず栢森の集落を奥に入り小峠と呼ばれる峠を越える。小峠を越えると飛鳥川に出て県道と合流する。この地点を行者辻といい道標が彫られた役行者像がある。県道は山腹を通って今の芋ヶ峠へと向かうが、古道は行者辻から尾根沿いを登ってゆく。途中に茶屋跡と芋峠神社跡があり、これらを経て旧芋峠へと出る。旧峠からは東へ行くと龍在峠に行くが、西へ行くと峠付近の県道に出る。 吉野町側 吉野町千股の観音堂付近より県道と西へと分かれて谷沿いを入ってゆく。県道は山腹を縫うように峠道を通ってゆくが、古道は谷沿いを進み最奥で山腹に向かって上がり県道と合流する。この地点から県道の峠までは約700mほど。
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