古流向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 14:23 UTC 版)
先に示した通り、斜交層理は流向によってその形状が変化する。すなわちその形状からかつての流向を検討することが可能である。 平板型斜交葉理もしくは斜交葉理では、その傾斜面の走向と傾斜を測定することによって古流向を復元することが可能である。水平に近い斜交層理もしくは斜交葉理においては、この走向と直交する方向がそのまま古流向となる。傾斜のある地層においては、傾斜面に加えてその地層の走向と傾斜を測定した上で、ステレオ投影を行うことによって古流向を復元することが可能である:89-90。
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