古波津里恒とは? わかりやすく解説

古波津里恒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 02:58 UTC 版)

古波津 里恒(こはつ りこう、1663年 - 1753年)は、琉球王国(現沖縄県)の数学者である。

古波津筑登之親雲上。古波津氏6世。童名は真市。唐名は益護秀。寛文3年、首里に生まれた。 蔡温の漏刻法の改正に際して、日影の測定に従い、すぐれた技量を発揮した。「古波津大主」と称され尊敬された。 あるとき、古波津の座席の下にウシ(牛)の皮をひそかに入れて天の高さを測定させると、古波津は天の高さが1~2分低くなったと言った。

また、尚敬王から識名の別荘に招待され、庭のミカン(蜜柑)の木に実がいくつ実っているかと問われ、鶏の鳴声を聞き、そろばんをはじいて見事、言い当てたという。

宝暦3年9月19日卒。91歳。





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