反射膜によるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 13:08 UTC 版)
板ガラス、あるいはアクリルなどの有機ガラスに、反射膜をごく薄く形成し、半透明にする。反射膜としては錫や銀のめっきや蒸着が使われる。反射光と透過光の割合は反射膜の厚みで調整でき、薄いと透過光が、厚いと反射光が増える。これを非常に厚くし透過光を0にしたものが通常の鏡である。 鏡同様、反射膜を保護するために保護層をその上に形成する。ただし、鏡では保護層として不透明な塗装がなされるが、マジックミラーでは光が透過しなければならないので、透明な樹脂塗装をしたり、ガラスの薄板やプラスチックフィルムなど透明な層を接着する。
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