南部牛とは? わかりやすく解説

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なんぶ‐うし【南部牛】

読み方:なんぶうし

南部藩領物資運搬のため飼われていた牛。春から秋まで放牧し、冬は畜舎で飼う夏山里方式で飼養された。

[補説] 肉用牛日本短角種は、明治期以降日本在来種の南部牛と外国種のショートホーン種などを交配して改良したもの。

南部牛の画像

南部牛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 10:26 UTC 版)

南部牛(なんぶうし)は、南部地方で飼育されていた日本在来の絶滅したウシ品種である。

歴史

南部藩が内陸と沿岸を結ぶ塩の道の物資輸送などのために飼育されていた在来種[1][2]

起源としては田名部領主である蠣崎蔵人韃靼露西亜から輸入した説や南部氏が露国から輸入したなどの説がある[3]

明治に入ると品種改良のために輸入されたショートホーンなどと交配されて日本短角種となった[3]

脚注

  1. ^ 日本短角種(いわてお国自慢)|岩手県”. 岩手県. 2024年8月10日閲覧。
  2. ^ その昔”. www.webgrandchef.com. 2024年8月10日閲覧。
  3. ^ a b 南部牛の姿をもとめて” (2015年7月18日). 2024年8月10日閲覧。

関連項目



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