秘傳千羽鶴折形とは? わかりやすく解説

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秘傳千羽鶴折形

(千羽鶴折形 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 15:54 UTC 版)

秘伝千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた、秘傳千羽鸖折形)とは、1797年寛政9年)に京都の吉野屋為八によって初版が発行された、連鶴49種を集めた書のことである。連鶴の作者は、伊勢国桑名の長円寺11世住職義道一円(ぎどういちえん、1762年 - 1834年、漢詩を書く際の号は魯縞庵(ろこうあん))である。編著者は「東海道名所図会」などで知られる秋里籬島(あきさとりとう)、絵師は竹原春泉斎。木版一色刷りで、現代の文庫本とほぼ同サイズの和綴じ本である。これは、現存する世界で最も古い遊戯折り紙の本と言われている。また、この折り方は「桑名の千羽鶴」として桑名市の無形文化財に指定されている。


注釈

  1. ^ 広瀬蒙斎の『紙鶴記』に一部の漢名が記録されている。

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