区域自治単位の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:20 UTC 版)
中華人民共和国の現行制度下では、第一級行政区画として省、自治区、直轄市が、その下に位置する地級(地区級)行政単位として、地区、地級市、アイマク(盟)、自治州が、さらにその下の県級の行政単位として県、県級市、旗(ホショー)が、さらにその下の行政単位として郷、ソムがある。 「民族区域自治」単位は、その規模の大小に応じて自治区、自治州、自治県、自治郷などがある。アイマク、旗、ソムは、清代に主としてモンゴル人に対して施行された盟旗制以来の呼称を踏襲した内モンゴルのみに見られる民族区域自治単位である。また、自治区内には、民族区域自治単位でありながら「○○族自治-」を冠しない地区や地級市、県が、自治区内の地区や自治州、地級市には民族区域自治単位でありながら「○○族自治-」を冠しない県が存在する。
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