北京地下鉄DK16型電車とは? わかりやすく解説

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北京地下鉄DK16型電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/26 15:20 UTC 版)

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北京地下鉄DK16型電車(共通事項)
基本情報
製造所 中国中車長春軌道客車
製造年 1986年-1989年
主要諸元
軌間 1,435
設計最高速度 80
起動加速度 3.0
減速度(常用) 3.6
編成定員 1,080人
車両定員 先頭車:530人
中間車:720人
車両重量 35
全長 19,000
全幅 2,600
全高 3,510
制御装置 チョッパ制御
備考 60両が引退後、四川省広元市へ搬送され、四川大地震の被災地で臨時の学生寮として使用された。
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DK16型電車は北京地下鉄2号線、13号線で使用されていた通勤形電車。既に運用からは引退している。

概要

1986年から1989年かけて長春軌道客車で116両が製造された。3扉車で、Mc+Mcの2両編成を3編成連結した6両編成で運転されていた。登場時は2両編成2本を繋げた4両編成であったが、1995年に6両編成化された。60両が引退した後、四川省広元市へ搬送され、四川大地震の被災地で臨時の学生寮として使用されていた。

車両概要

DK16G型電車
基本情報
製造所 中国中車長春軌道客車
製造年 1986年-1989年
改造年 2005年-2006年
主要諸元
軌間 1,435
設計最高速度 80
起動加速度 3.0
減速度(常用) 3.6
編成定員 1,080人
車両定員 先頭車:530人
中間車:720人
車両重量 35
全長 19,000
全幅 2,600
全高 3,510
制御装置 チョッパ制御
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防火性能を向上させ、外観および車内も大幅にリニューアルした。2005~2006年に6編成が改造された。側窓は内折れ式に改造された。 しかし、更新工事完了から数年も経たずして、2008年にはDKZ16型の導入により全車両が引退している。

GTOチョッパ改造車

GTOチョッパ改造車
基本情報
製造所 中国中車長春軌道客車
製造年 1986年-1989年
改造年 1996年
主要諸元
軌間 1,435
設計最高速度 80
起動加速度 3.0
減速度(常用) 3.6
編成定員 1,080人
車両定員 先頭車:530人
中間車:720人
車両重量 35
全長 19,000
全幅 2,600
全高 3,510
制御装置 GTOチョッパ制御
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1996年に3編成が改造された。他のDK16型と共に2008年に全車引退している。

車内

車内の様子

車内は当初、非冷房車のため、天井には多くのファンデリアが並んでいた。座席はビニールレザー張りで、各扉の鴨居には、マップ式案内装置が設置されており、次駅が点灯する仕組みとなっていた。2005年から2006年にかけて6編成が不燃のものに更新された。化粧板は白とし、各扉の上にはLED式案内装置が新設され、座席はFRP製のものに交換した。乗務員室仕切り壁の背後には、車椅子スペースが新設されている。

編成

 
DK16型電車
← 外環方面
內環方面 →
号車 1 2 3 4 5 6
パンタグラフ
形式 T1XX1

(Mc)

T1XX2

(Mc)

T1XX3

(Mc)

T1XX4

(Mc)

T1XX5

(Mc)

T1XX6

(Mc)

ユニット 1 2 3
主要機器 SIV SIV
車両重量 35t 35t 35t 35t 35t 35t
定員 180人 180人 180人 180人 180人 180人

凡例 SIV:補助電源装置(静止形インバータ)

関連項目

外部リンク




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