包除原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 00:45 UTC 版)
包除原理(ほうじょげんり、英: Inclusion-exclusion principle, principle of inclusion and exclusion, Principle of inclusion-exclusion, PIE)あるいは包含と排除の原理とは、数え上げ組合せ論における基本的な結果のひとつ。特別な場合には「有限集合 A と B の和集合に属する元の数を計算するには、まずそれぞれに属する元の数 |A| と |B| を足しあわせた後、それらの共通部分に属する元の数 |A ∩ B| を引き去ればよい」というものである。つまり単に数え上げた後で重複を取り除くことに相当する。
- ^ 数学辞典 2007, 63. 数え上げ理論.
- ^ 西岡 2013, p. 50, 4.4 包除原理.
- ^ Gessel & Stanley 1995, p. 1049.
- ^ Galambos 2001.
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